こんにちはShionoです。寸法について第二弾は袖丈です。
袖丈の測り方

袖の肩山からまっすぐに袖下まで測ります。
一般的な袖丈の標準寸法は1尺3寸(約49㎝)です。仕立て上がり品の浴衣や着物なども49cmになっています。
また仕立て上がりの長襦袢も袖丈49cmに合わせた寸法になっています。
袖丈もリユース着物を購入するにあたって気をつけなくてはいけないポイントです。
理由は、通常長襦袢の袖丈は着物の袖丈より2分(約0.75cm)短いと綺麗に着られます。着物より長いと袂の中がもたついてしまうし、2分以上短いと着物の振りから出てきてしまいます。なので、長襦袢との関係が大事になってきます(うそつき襦袢などの場合は気にしなくてだいじょうぶです)
今は新しくお仕立てする場合も1尺3寸にすることが多いと思いますが、リユース着物の場合は極端に短かったり長かったりするものもあるので必ず確認してください。
昔はちょっと背が高かったり、訪問着など礼装の場合は袖丈を長めにすることが多かったみたいです。あとは割と適当に😅呉服屋さん任せで仕立ててもらった、みたいな。
せっかく購入してもお直しをするようではもったいないので、ご自分のお持ちの長襦袢の寸法を確認してから購入するのがおすすめです。