こんにちは、Shionoです。まだまだ日中は暑い日が続いてますが、9月に入ってから朝晩は過ごしやすくなった気がします😊
長過ぎる夏にうんざりで「着物はあったかくていいわ~」と言える日が待ち遠しい店主です。
今日は着物の寸法についてお話ししたいと思います。
着物って多少大きくても小さくても大丈夫、というイメージがあるようですが、いくつか大事なポイントがあります。
呉服店などで採寸してもらって仕立てた場合は問題ないですが、リユース着物や仕立て上がり品を購入する場合は確認が必要です。
身丈、裄、袖丈、身巾はご自分のベストな寸法と±何㎝が許容範囲なのかを知っておくと失敗しません。
第一弾は「身丈」です。
身丈は着物の長さです。女性の場合はおはしょりが必要なので、身長と同じ長さが理想とされています。
実際身丈はどこから測るのかというと「背から裾まで」と「肩から裾まで」と2種類の方法があります。
「背から」

背中心の衿付けから裾まで測ります。
「肩から」

肩山から裾まではかります。
どちらでもいいのですが、気をつける点は二つのやり方には5cm前後の違いがあるということです。

衿を抜いて着るための繰越と衿の縫い代分があるので測り始める位置が違っているためです。
この着物では、背からだと161cmで肩からでは166cmです。
私自身は「背から」身長が理想寸法で、±5cmが許容範囲と教わったのでそれを基準にしています。
体型や腰ひもを締める位置でも許容範囲は変わりますし、実際長めでも短めでも着れますが扱いにくいし着る技術も必要になるので、自分の身丈はどこから測って何㎝が理想か知っておくといいですね☺️